初めてYo La Tengo(ヨ・ラ・テンゴ)を聴く人におすすめのアルバムとは

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USインディーやオルタナ好きであれば、絶対に避けては通れないヨラテンゴ。なのですが、スタジオアルバムだけでも大量にありますし、別名義のアルバムやカバー集など、とにかく多作。ヨラテンゴに興味があるけど、正直どれを聴けばよいかワカラナイ…なんてことになるものです。

これからヨラテンゴを聴いてみたいという方におすすめのアルバムは97年リリースの名盤「I Can Hear The Heart Beating As One」です。その魅力や、聴きどころ、ヨラテンゴが気に入った方におすすめのアルバムといった情報をご紹介していきます。ヨラテンゴに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

ヨラテンゴの1枚目なら名盤I Can Hear The Heart Beating As Oneがおすすめ

I Can Hear The Heart Beating As Oneの基本情報

リリースされたのは97年のこと。8枚目のスタジオアルバムです。97年と言えばUSインディーが流行っていた時代ですし、彼らも若さと成熟さがちょうど良くバランスしていたようなタイミング。バンドとしての勢いもありつつ、ヨラテンゴらしさがしっかりと確立されています。

I Can Hear The Heart Beating As Oneのおすすめポイント

ヨラテンゴの良さといえば「ノイジーなギター」であったり「キャッチーなメロディー」であったり、あるいは「力のヌケ具合」など、一口で言い表せないことが特徴です。そんなYo La Tengoらしさがギュッと詰まっているところがI Can Hear The Heart Beating As Oneのおすすめポイントです。

Sugarcubeでノイジーなギター、Autumn Sweaterのポップなのにどこか不穏なメロディー、Green Arrow(インスト曲)のしっとりとした雰囲気。どこを取ってもヨラテンゴらしさにあふれています。

I Can Hear The Heart Beating As One が気に入った人におすすめのアルバム

And Then Nothing Turned Itself Inside-Out

2000年にリリースされた、ヨラテンゴ9枚目のアルバムです( I Can Hear The Heart Beating As One は8枚目)。よりしっとりとした感じに仕上がっており、このアルバムをヨラテンゴの最高傑作として挙げる人も少なくありません。

ライブでも人気の高いYou Can Have It Allが収録されています。ちなみにYou Can Have It Allはジョージ・マックレーのカバー曲です。

Pavement(ペイブメント):Crooked Rain, Crooked Rain

USインディーを代表するバンド、Pavement(ペイブメント)の名盤です。キャッチーなメロディーとローファイなサウンド、そして決して上手くはない演奏がまじりあい、味わい深い1枚となっています。ヨラテンゴのキャッチーなメロディーとガチャガチャした部分にピンときた人に特におすすめです。

CAKE(ケイク):Fashion Nugget(ファッション・ナゲット)

ヨラテンゴの「優しいロック」という感じが気に入った方におすすめなのがCAKEのFashion Nugget。牧歌的ながらも、のんびりしすぎない、ポップで、ちょっとひねくれた世界がここにあります。クセになる1枚です。

当アルバムには、人気の高いI Will Surviveが収録されています。なお、カバー曲で、元ネタはGloria Gaynorによるディスコチューン。Yo La Tengoがカバーしたジョージ・マックレーのYou Can Have It Allといい、この曲といい、70年代ディスコミュージックは名曲だらけです。

ヨラテンゴをぜひ聴いてみて

以上、ヨラテンゴの1枚名におすすめの名盤:I Can Hear The Heart Beating As Oneについての紹介でした。ロックバンドは数多あれど、ヨラテンゴは唯一無二。色々なタイプの音楽が好きという方であれば、絶対に気に入るはずです。ぜひ I Can Hear The Heart Beating As One を手に取ってみてください。

最後にちょっとした余談。ヨラテンゴは定期的に来日し、ライブを行ってます。ライブ後は割と気さくにサインなどに応じてくれ、ちょっとした話をしてくれることも。

いつの来日か忘れたのですが、主にベース(彼らは楽器をしょっちゅう入れ替える。楽器を持たずに踊っていることすらある!)を担当するジェイムズ・マクニューとちょっとだけ話をするチャンスがありました。

最後に握手してくれたのですが、その手の大きいこと。野球用のグローブと握手しているような感覚だったことを覚えています。

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